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会長挨拶 鹿児島県眼科医会会長 土居 範仁

鹿児島県眼科医会のホームページにアクセスいただきありがとうございます。

　令和6年4月から会長を務めさせていただきます土居　範仁（どい　のりひと）と申します。よろしくお願いします。

　鹿児島県眼科医会は、昭和9年（1934年）に発足し90年の歴史を有します。公益社団法人日本眼科医会の鹿児島県支部であり、また、鹿児島県医師会の専門部会のひとつで、会員数は勤務医と開業医合わせて172名（令和6年3月時点で）です。

　人間は外界からの情報の8割を目から得ているといわれています。情報化社会と言われて久しい現代社会において、視覚からの情報は、ますます重要な要素となっています。“目の健康”を維持し、“生涯を通して見えること“は、私たち眼科医が目指す究極の目標です。

　そのために、鹿児島県眼科医会では、皆様の目の病気の予防と健康に関する正しい情報を発信し、目の病気に関する正しい知識を普及するための事業を行うことを大きな目標としています。

1. 眼科医療啓発及び教育活動
2. 学術研究及び調査
3. 地域医療の発達向上と普及
4. 会員の資質の向上
5. 失明予防事業・視覚障害者事業への協力
6. 会員の相互扶助

　“目の健康”を目的とした情報発信の場として、夏には「目の健康講座と無料相談会」、秋には「目の愛護デー関連の活動」を毎年行っています。また、地域医療の普及のため眼科医のいない地域での健診事業として離島健診と学校健診を年に3回、鹿児島県と協力して行っております。

　会員の資質の向上を目的として年に４回鹿児島眼科集談会を開催し、優れた研究者や臨床医を招いての講演や会員による研究成果の発表等を行っています。また、角膜移植医療の推進、眼科従業員の教育、失明予防事業・視覚障害者対策事業などへの協力も行っています。
私達は、今後も目の保健・福祉の向上に寄与するためにさらに努力をしてまいります。

土居　範仁